出店者紹介 -福家-
「お餅の福家」と謳われる日本一の餅
「福家」は、昭和39年に川口市の辻にて開業。県道から中に入った辻永堀商店会内にあり、風情ある建物の和菓子製造販売店。現在は2代目夫婦がお店を切り盛りしています。創業55年になる「福家」といえば、日本最古来の和菓子であり、日本人の80%が好きと応える“お餅!”。近隣、同業者からも「お餅の福家」と謳われ、業界一を自負する腕前です。
日本初の「搗き立て餅の移動販売車」“もちもち号”
現在、スーパー・コンビニ・ドラッグストアなどどこでも和菓子が売られている状態ですが、工場で大量生産する和菓子では絶対にマネができないのが、「無添加かつ伝統製法で作る搗き立て餅のモチモチ感」。お餅は時間が経つにつれ、固くなっていくのが欠点ですよね。
2代目店主の兎澤博行さんは、和菓子本来の味とお餅の良さを一人でも多くの人に伝えたいと、改良を重ね、培った技術とアイデアで独自の製法を編み出し、「大量の砂糖や添加物」を使うことなく、「お餅の搗き立て感」を維持できる「福家のお餅」を長年掛けて作り上げたのです。
このお餅を“お客様がいる場所”で“作り手が見える状態”で提供するために作ったのが、日本初となる「搗き立て餅の移動販売車」の『もちもち号』。可愛い兎がお餅を搗いているロゴが描かれた移動販売車は、地域で有名となり、お祭りなどでは「あっ!もちもち号だ!」と子供たちのテンションが上がり、いつでも大行列となる人気ぶりです。
将軍が家臣に与えた「御成切」を現代に再現
そして、「お餅の福家」が誇るもう一つの代表的な餅菓子が「御成切り」。御成切りとは、徳川幕府の年中行事として将軍から家臣に配られた縁起餅。
鳩ヶ谷は歴代の徳川将軍が日光社参のために通った特別な道「日光御成道」の町です。江戸時代もお餅は大人気で鳩ヶ谷宿には3軒の餅屋があったという記録も残っています。その縁起餅を現代風に再現して3種類の味が楽しめます。やわらかな羽二重餅に風味のよい餡を包んだ一口サイズの上品な御菓子で贈答品にもピッタリですよ。